大学中退者が学位を取得する方法

 大学中退者が就職をする際にネックになるのが、募集要項の大卒者に限るという文言です。募集を大卒者に限定するという企業や団体は少なくなく、大学中退者はその時点で応募することすらできません。

 

 ですが、過去にやむを得ない理由で中退することになったが十分に単位を取得している、という方であれば、大卒相当の学位を取得する方法があります。

 

 文科省管轄下の独立行政法人大学評価・学位授与機構では学位授与事業を行っており、法律の定める単位数を取得している人に対して学位を授与しています。これによって、様々な資格試験の受験資格を得られたり、大卒資格での募集に応募が可能になる企業もあります。

 

 学位を受ける手順としては、必要な単位数を満たしていることを確認したうえで、学位授与機構に申請書類を請求します。そして、自分の専門科目に応じた論文を作成し、それを添えて書類を提出、論文が合格すればその論文の内容に関しての試験が各地で行われるのでそれを受験、合格すれば学位記が送られます。また企業などに提出できる証明書もその都度請求することができます。

 

 この学位は国が認定している正式なものであり、各企業や団体に対しても大卒と同様に扱うことが求められています。ただ、企業や団体によってはそれでも4年制大学卒業のみに限定する場合もあるため、応募する際は念の為に応募資格を満たしているかどうか確認すると良いでしょう。同様に、大学院の受験が可能かどうかも確認の必要があります。